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当研究室を希望される皆さまへ

·1 分
著者
Yasuhiro Inoue
Professor

研究テーマについて
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私たちは、生命の仕組みに隠された数理法則を解き明かし、「生命数理科学」という新しい学問分野を切り拓いています。このアプローチで得られた知見を、現実世界のシステム設計や生産、制御技術に応用し、人々の生活を豊かにする新しいシステムを創り出すことを目指します。生命数理科学は、自然や人工物の成り立ちを理解する新たな鍵となり、既存システムの改良や、まったく新しい応用を生み出す原動力となります。この分野の可能性は無限大であり、私たちはその最前線で未来を切り拓く挑戦を続けています。

PIの井上は、力学と統計物理学をバックグラウンドに持ち、生物の形づくり、自己組織化現象、群れの動き、ロボットアームの仕組み、複雑な液体の流れ、新しい材料開発、分子の動き、ネットワーク構造など、非常に幅広いテーマに取り組んできました。私たちは、学生一人ひとりの「面白い!」という気持ちを大切にし、対話を重ねながら、あなただけの研究テーマを見つける手助けをします。

自ら問いを立て、積極的に行動できる方を歓迎します。オリジナリティあふれる研究には挑戦が伴いますが、私たちはその情熱を全力でサポートします。あなたのアイデアを形にし、世界で唯一の研究を進める。そんな環境が、私たちの研究室にはあります。


過去の研究テーマ例
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博士 (Doctoral)
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  • Theoretical study of the enhancement of parity-violating effects in chiral molecules (2024年博士)
  • 哲学的考察に基づく生物の形態形成の数理的理解 (2023年博士)

修士 (Master’s)
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  • 曲率場の位相欠陥と対称性が決める生物の形 (2024年修士)
  • 蛹期昆虫翅の正常な折り畳みを支える襞の力学的基盤 (2024年修士)
  • 組織伸⾧を止めない新奇の細胞配置換え (2024年修士)
  • 電離に伴い切断される分子内結合の予測手法 (2024年修士)
  • 自然言語を超えたパズルルール体系の数学的基盤とルール生成アルゴリズム (2024年修士)
  • グラフ理論を利用したBoolean Networkにおけるノード安定化定理 (2023年修士)
  • 形態形成の理解に向けた細胞中心モデル (2023年修士)
  • 生物の偏差成⾧による曲面形態形成に学ぶ4Dプリンティング (2023年修士)
  • 局所化学ポテンシャルに基づくイオン伝導経路探索法の開発 (2023年修士)
  • 電気伝導現象におけるスピン渦度とスピン軌道相互作用の関係 (2022年修士)
  • カブトムシ角原基キノコ型形成の力学シミュレーション (2022年修士)
  • カイメンにおける骨片骨格形成の3次元シミュレーション (2022年修士)
  • 局所化学ポテンシャルを用いた原子吸着位置の推定 (2022年修士)
  • ​多様な解釈を誘起する二次元遮蔽媒体による減算情報提示手法の開発 (2022年修士)
  • 細胞形状に着目した組織スケールの遺伝子発現動態の数理モデル (2021年修士)
  • リンク機構設計のための遺伝的アルゴリズムの開発 (2021年修士)
  • 漁獲規制下における資源分配の数理モデリング (2021年修士)
  • 電子テンション密度のスピン依存成分によるスピン分極の理論 (2021年修士)
  • カイラル誘起スピン選択性におけるスピン偏極率とツェータ力の線形関係 (2021年修士)

学士 (Bachelor’s)
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  • スピン状態の数値計算の正確性:スピン密度方程式を用いた評価 (2024年学士)
  • 自己組織化と操作の相互作用による形態創発 (2024年学士)
  • 剛性向上を目的とした曲面への折り目構造導入の数理的手法 (2024年学士)
  • 音移動ネットワークの『エントロピー』から見る、時代を彩るJPOP (2024年学士)
  • 伝導帯による近似手法に基づく局所化学ポテンシャルを用いたイオン伝導経路予測 (2024年学士)
  • VRによるデジタル生命体の形態成長を描くビジュアル表現 (2024年学士)
  • 球面における細胞中心モデルの曲げエネルギー離散化手法の検討 (2023年学士)
  • 立体物の等長的な変換による平面上のしわ造形手法の開発 (2023年学士)
  • スパース性を利用したブーリアンネットワークの構造推定 (2023年学士)
  • 逐次モンテカルロ法を用いた近似ベイズ計算による人口動態における環境収容力の推定 (2023年学士)
  • スピン渦度と電流の線形関係式とMaxwell方程式の無矛盾性 (2023年学士)
  • 自然界にあらわれるブーリガン構造の棒状要素モデル (2022年学士)
  • パズルルールの自動作成を目指した数学的考察 (2022年学士)
  • 局所剛体性を課した皺展開シミュレーション (2022年学士)
  • 蛹殻内ショウジョウバエ翅の数理モデルの構築 (2022年学士)
  • トーラス上のトポロジカル欠陥のダイナミクス (2022年学士)
  • イオン化によるアミノ酸分子のフラグメント化 (2022年学士)
  • Π(A_F) ⊂^T A_G を満たすブーリアンネットワークの低次元化 (2021年学士)
  • シュリンクフィルムによる4Dプリントアクティベーション (2021年学士)
  • ÉPÉEにおける動作解析による得点因子の抽出 (2021年学士)
  • マイクロCT撮影に基づくカブトムシ角原基の3Dモデル (2021年学士)
  • 3次元形態形成を表す隣接細胞間ネットワークモデル (2021年学士)
  • スペクトログラムを用いた変分オートエンコーダによる音楽生成 (2021年学士)
  • 局所化学ポテンシャルによるリチウムイオン伝導経路推定手法のLI3PO4における検証 (2021年学士)